SEO対策

自社ホームページの内部SEO対策は自分でもできる!上位表示に必要なこと

内部SEO対策

Googleで自社ホームページを上位表示させるためには、SEO対策は必須です。

SEO対策には外部対策と内部対策がありますが、数年前までの傾向であれば外部対策の方が比率が高く、内部対策についてはあまり重要ではありませんでした。

しかし、最近のSEO対策の傾向としては、むしろ内部対策の方が比率が高くなり当たり前となってきました。

内部対策というと自社ホームページの内部情報に関わるため、経営者にとっては難しく考えてしまうと思います。

しかし、専門用語(htmlやCSSなど)を知らなくても、自分で対策できる内部SEO対策は複数あり、しかも日頃から記事作成においても意識をすれば、簡単に対策をすることができます。

そこで、本日は自分でもできる内部SEO対策はもちろんWEB KO labが行っている内部SEO対策についても、合わせて紹介していきます。

WEB KO lab 代表  小澤和之
WEB KO lab 代表 小澤和之
外部SEO対策については、別の記事で紹介しているため、こちらもよかったら参考にしてみて下さい。
SEO
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【大前提】質の高いコンテンツ(記事)を作成する

記事作成

内部SEO対策を行う前に、知っておいてほしい大切なことがあります。

重要!

Googleは質の良いコンテンツ(記事)を高く評価します。オリジナル記事(画像を含む)はもちろん、ユーザーが為になる有益な情報を記載していることがあげられます。

当然、他社からコピペした記事や画像をパクったコンテンツは論外です。そのような低品質なコンテンツは、いくら内部SEO対策を行ったとしても改善することはできません。

また、最近ではYMYLと呼ばれるお金や健康、安全性に関係するジャンルは、特に厳しい規制があります。

例えば、健康食品、不動産、金融、教育機関、行政などは、EAT(専門性・信頼性・権威性の総称)の情報を、自社ホームページ内に明確に記載することも必要になっています。

このように、「質の高いコンテンツの作成」「EATの記載」といった最低限を行ったうえで、内部SEO対策を行う必要があります。

WEB KO lab 代表  小澤和之
WEB KO lab 代表 小澤和之
特にYMYLの範囲は年々拡大しています。今のうちに自社ホームページについても、早めに対策をしておくとよいです。

内部SEO対策(自分でもできること)

内部SEOは、常日頃の記事作成の段階から意識することで、大きく改善することができます。

ここでは、自社ホームページをもつスタッフ(記事作成者)が、簡単にできる対策方法についてご紹介します。

最適なタイトルを入力する(titleタグの最適化)

タイトル

あなたは、適当にタイトルをつけていませんか?

タイトルは記事作成の重要な見出しです。キーワードを意識して作成して下さい。とは言っても、「脱毛」や「美容」といったビックキーワードを狙うことは、ライバルが強すぎるため好ましくありません。

まずは2~3語を意識して作成することが望ましいです。例えば、「脱毛 ふともも 方法」や「美容 洗顔 方法」などを狙うなど、「ビックキーワード+○○+○○」といった感じで、狙ってみるとよいです。

また、タイトルと記事内容が不一致も望ましくありません。記事内容に合った最適なタイトルを入力することも必要です。

説明文を入力する(meta descriptionタグの最適化)

説明文

コンテンツ(記事)は、タイトルや記事本文以外にも説明文を入力する欄があります。ワードプレスの場合、記事本文の下の欄に記入する箇所があります。(テンプレートによって異なる場合もあり)

説明文は、記事本文の内容をまとめて作成して下さい。詳しく記載してしまうと文字数がオーバーしてしまうため、概要を記載するとよいです。

Googleは1つ1つのコンテンツ(記事)を評価をします。タイトルや記事本文はもちろんですが、説明文の入力することを忘れないようにしておきましょう!

記事にキーワードを入力する(meta keywordsタグ)

メタキーワード

コンテンツ(記事)にキーワードを入力して下さい。以前に比べると、内部SEOの効果は弱くなったと言われています。しかし、不要というわけではないため、念ののため対策をしておくとよいです。

キーワードは、タイトルに意識したものを2~3語でOKです。例えば「○○,○○,○○」といった感じです。キーワードとキーワードの間は、カンマで区切って下さい。

見出しを使い分ける(hタグ)

見出し

基本的に、見出しは「h1」「h2」「h3」「h4」「h5」があります。各見出しの違いは、数字が増えるにつれて「大見出し」「中見出し」「小見出し」と変化します。

タイトルが「h1」になることが多いため、記事本文には「h2~h5」を入力して下さい。

WEB KO lab 代表  小澤和之
WEB KO lab 代表 小澤和之
例えば、この記事の場合で考えるとこんな感じです。
  • h1…「自社ホームページの内部SEO対策は自分でもできる!上位表示に必要なこと」
  • h2…「内部SEO対策(自分でもできること)」
  • h3…「見出しを使い分ける(hタグ)」

それに見出しを記載しておくと、自社ホームページに訪れた見込み客に対しても読みやすい文章に変化します。

内部SEO対策と記事の見栄えという2つのメリットがあるため、見出しを使い分けることを心掛けて下さい。

画像に代替テキストを入力する(alt属性)

画像に代替テキスト

本文記事に画像を挿入したら、代替テキストの入力を忘れないようにしておいて下さい。

Googleは画像と画像のテキスト(alt属性)の両方を認識して、コンテンツ(記事)を評価しています。

代替テキストの入力に関しては、画像を挿入する時に「右の欄」から記載することができます。

また代替テキストは、画像に合致した最適な名前を入力して下さい。

GoogleはAIの発達により画像の違いを認識することができます。適当な代替テキストにしないように注意です。

太文字を多用しない(strongタグの最適化)

太文字

重要な文章は、太字で装飾すると思いますが、多様することは避けて下さい。

数十年前までは太字を多用するとSEO効果がありましたが、現在はスパム扱いとなってしまい、むしろ逆効果です。

どのくらいの割合が適正ということはありませんが、少なくとも1つの見出しに対して2箇所以上は太字にしないことが望ましいです。

重複ページを削除

Googleは重複ページを拒みます。同じようなコンテンツ(記事)は作成しないように心がけて下さい。

もし、重複ページを発見したら、勇気をもって削除することを勧めます。

削除することで、Googleからの検索順位を上げることができます。それに自社ホームページに訪れた見込み客に対しても混乱を与えることも無くなるため、むしろ評価が上がります。

WEB KO lab 代表  小澤和之
WEB KO lab 代表 小澤和之
いかがでしたか?どれもすぐに始めれることであるため、意識して記事を作成してみて下さい。

内部SEO対策(WEB KO labがやること)

内部SEO対策をさらに強化するには、自社ホームページの構造の改善やGoogleに登録するなど、専門的な対策が必要になってきます。

ここではWEB KO labが行っている対策についてご紹介します。

WEB KO lab 代表  小澤和之
WEB KO lab 代表 小澤和之
WEB KO labと契約している方は、すべて対策を行います。ご安心下さい。

URL(ホームページのアドレス)を統一する

URL(ホームページのアドレス)を取得すると、WWWの有無を選択することができます。これは自分の取得したURLの前にWWWを付けるか否かを設定できます。

例えば、WEB KO labの場合「https://webko-lab.com/」です。これははWWWなしで設定していますが、WWWありにして「https://www.webko-lab.com/」にすることもできます。

この場合どちらに設定したとしても、WEB KO labのホームページにアクセスすることができてしまい、重複ページになります。

Googleからの評価を落とさないためにも、WWWの有無を統一する必要があります。そうすれば、どちらに(WWW有無)アクセスしても同じホームページにたどり着くようになります。

URL(ホームページのアドレス)を常時SSL化する

URL(ホームページのアドレス)を取得すると、「http://○○」になります。この状態では通信が暗号化されず、外部からの不正アクセスなどに脆弱です。

各サーバー会社では、不正アクセス防止のために常時SSL化を推奨しており、設定もできます。

常時SSL化

WEB KO lab 代表  小澤和之
WEB KO lab 代表 小澤和之
常時SSLされたホームページは、URLの前に鍵マークが付きます。

例えばWEB KO labの場合、常時SSL化を行うと「https://webko-lab.com/(httpにsが加わる)」になります。

仮に「http://webko-lab.com/(httpにsが無い状態)」にアクセスしても、サーバー内にある「.htaccess」というファイルに下記コードを入力することで、「https://webko-lab.com/(httpにsが加わる)」に転送されます。対策を行えば、常時SSL化の状態が可能になります。

.htaccessの記載内容

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R,L]
</IfModule>

グローバルメニューを最適化する

グローバルメニュー

グローバルメニューとはヘッダー(上部にあるメインの画像)内にあるメニューになります。自社ホームページで最も重要なページ(見込み客に見てもらいたいページ)を配置することが多く、複数のページを設置することができます。

メニューに表示する名前はシンプルで分かりやすいものが適切です。長文になってしまうと複数のメニューを表示できないことや、デザインが崩れる恐れもあり、好ましくありません。

フッターメニューを最適化する

フッターメニュー

フッターメニューは、ホームページの最下部に表示されるメニューになります、グローバルメニューと違って、自社ホームページの情報(特定商法の取引の表示、プライバシーポリシー、サイトマップなど)を設置することが多いです。

ここでもメニューに表示する名前はシンプルに記載することが望ましいです。

パンくすリストを設置する

パンくすリスト

パンくずリストとは、ホームページ内の道しるべ的な役割を行い自社ホームページを階層化することができます。一般的に、タイトルの上部に設置することが多く、「トップページ→カテゴリーページ→個別ページ」や「アーカイブページ→個別ページ」といった順で表示されます。

パンくずリストを設置することで、自社ホームページに訪れた見込み客がホームページ内で迷うことも無くなり防止できます。そして階層が整えられることで、Googleからの評価も高まります。

関連ページをリンクする

関連ページ

自社ホームページ内に関連ページをリンクすることは、内部SEO対策で最も高い効果があると言われています。例えば、コンテンツ(記事)からコンテンツ(記事)、本文記事下に複数の関連ページを設置、他にもサイバーに個別に設置するなど、複数の方法があります。

ただし、闇雲にページをリンクするのはNGです。むしろ検索順位が下がる傾向があります。

ポイントは、見込み客が知りたい情報に誘導(関連ページのリンクがある)ができているかを意識して、設置する必要があります。

リンク切れを削除する

リンク切れ(404)

リンク切れとは、自社ホームページに設置した外部のホームページのURLにアクセスした場合、ホームページが表示されない状態を表します。これは外部のホームページが、なんらかの理由で該当したページを削除されている場合に起こります。

このようにリンク切れにも関わらず、自社ホームページに記載していることは見込み客をダマすようなことであり、好ましくはありません。リンク切れは放置せず、即削除するもしくは別のURLに代用するなど対策を行う必要があります。

ポイント

コンテンツ(記事)が増えてくると、リンク切れの管理が難しくなってきます。そんな時は「Broken Link Checker」というワードプレス用のプラグインをインストールしておくことで、簡単に管理することができます。

【参照】Broken Link Checker

ホームページ作成者が分かるページの作成

ホームページ作成者

EAT(専門性・信頼性・権威性の総称)の関係から、自社ホームページ内に「運営者情報」を記載しておくことが望ましいです。企業であれば、「会社情報」に加えて「特定取引商法の表記」や「プライバシーポリシー」を作成しておくとよいです。

このように運営者情報を設置しておくことは、見込み客を安心させ信頼を勝ち取ることができます。実態のない架空の業者と比べると、天と地の差があるため、必ず設置して下さい。

サイトマップページを作成する

サイトマップページ

サイトマップページとは、自社ホームページの地図のようなものです。主に見込み客用のページなります。

例えばWEB KO labの場合は、「https://webko-lab.com/sitemaps/」にアクセスするとトップページはもちろん、個別ページや固定ページ、それにカテゴリーなどのまとまったページが表示されます。

見込み客は、サイトマップページから知りたい情報のページに一直線で辿り着くことができます。設置しておくとパンくずリストと同じく道しるべ的な役割にもなり有効です。

Googleにsitemap.xmlを送信する

Google XML Sitemaps

「sitemap.xml」はGoogle専用のサイトマップページになります。

さきほど紹介したサイトマップページと違って、「sitemap.xml」はホームページ専用の言語が表示されます。何も知らない人が見ると、訳の分からない文字がズラリと並んでいるため理解不能なのですが、Googleはこの専門言語から自社ホームページ内の情報(サイトマップ)を詳しく確認します。

「sitemap.xml」はワードプレス専用のプラグインの「Google XML Sitemaps」をインストールして対策ができます。

【参考】Google XML Sitemaps

サーチコンソールに登録をする

サーチコンソール

自社ホームページが完成したら「サーチコンソール(Google Search Console)」に登録しておく必要があります。サーチコンソールを登録しておくと、Googleに自社ホームページの情報を提供することになりますが、代わりにページのクリック数やアクセス数などの情報を獲得することができます。

数年前はサーチコンソールに登録すると、芋ずる式でペナルティになりやすいと言われており敬遠されていましたが、今は違います。むしろサーチコンソールに登録しておかないと、検索順位も良い結果が期待できません。

必ずサーチコンソールに登録しておくことを忘れずにしておきましょう!

【参照】Google Search Console

ホームページ全体の表示速度を改善する

PageSpeed Insights

Googleは自社ホームページ全体の表示速度も基準にしていますが、表示速度が速いほど検索順位が大きく向上するとは限りません。あくまでも良質なコンテンツ(記事)などが評価の基準であり、表示速度がすべての基準ではありません。表示速度は1つの指標と憶えておいて下さい。

表示速度の判定は、「PageSpeed Insights」と呼ばれるGoogle専用ページに、測定したいページのURLを入力することで判定できます。表示速度の判定結果が、「遅い」にならないように対策しておくことが大事です。

【参照】PageSpeed Insights

まとめ

内部SEO対策というと難しく考えがちですが、ポイントさえ分かれば自社ホームページをもつスタッフ(記事作成者)でも簡単に行うことができます。1つ1つポイント意識しながら、常日頃のコンテンツ(記事)作成から行っていくと良いです。

またWEB KO labでは自社ホームページの構造の改善などの専門的な対策を行っております。こちらは専門用語やシステムに関する知識が必要になるため、あなたのスタッフ(記事作成者)だけでは対策が難しいです。

しかし、WEB KO labと契約すれば今回ご紹介したすべての内部SEO対策をサービスの1つとして提供しています。だから、SEO対策に関して任せて頂けば構いません。

もし、自社だけではSEO対策が難しいと考えているのであれば、一度WEB KO labにご相談下さい。自社ホームページを分析をして、WEBコンサルティングなども行って対策をします。お気軽にご連絡下さい。

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